第13回(2019年度)「後藤新平賞」発表

2019年度の第13回「後藤新平賞」は、下記の通り決定致しました。

〈第13回受賞者について〉

■受賞者
〈本 賞〉 黒柳徹子 氏 (女優・ユニセフ親善大使)

■選考理由
テレビ女優第一号として出発し、長年にわたり放送の世界の第一線で活躍してこられた黒柳徹子氏は、文筆や演劇などの文化活動のみならず、ユニセフの親善大使として世界各地を奔走されるとともに、聴覚障害者の社会参加を促進するための基金を設立し、ろうあ劇団の育成や活動も支援してこられました。こうした黒柳氏の功績は、東京放送局初代総裁として何よりも放送の公共性を重んじ、外国人との共生や異文化との融合を求めつづけた後藤新平の一生に深く通じるものとして、本賞を贈呈します。

(撮影・下村一喜)

〈後藤新平賞について〉

■趣旨
後藤新平は、日本の近代化の過程において、百年先をも見通した時間的・空間的スケールの大きな政策を構想し、「人」を育てながら地域や国家の発展に寄与しました。
本賞では、日本の国内外を問わず、現代において、後藤新平のように文明のあり方そのものを思索し、それを新しく方向づける業績を挙げた方を、一年に一度選考し顕彰します。

■選考委員 (敬称略)
青山佾(「後藤新平の会」代表幹事。明治大学名誉教授。元東京都副知事)
小倉和夫(元駐韓・駐仏大使。青山学院大学特別招聘教授、日本財団パラリンピックサポートセンター理事長)
片山善博(早稲田大学教授。元鳥取県知事・総務大臣)
加藤丈夫(国立公文書館館長)
橋本五郎(読売新聞特別編集委員)
増田寛也(野村総合研究所顧問。元岩手県知事・総務大臣)
藤原良雄(藤原書店社長。「後藤新平の会」事務局長)


■主催
後藤新平の会

■授賞式
(日時)2019年7月14日(日) 午前11時より(10時半開場)(終了予定12時)
〈プログラム〉主催者挨拶/賞贈呈/受賞者講演
(場所)明治大学グローバルフロント 1F グローバルホール(定員192人)
(入場料)無料(先着順。事前にお申し込みください)
(備考)授賞式終了後、午後2時より同会場にて、当会の本年度シンポジウムを開催致します。(シンポジウムの詳細は別途)

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